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from 飯野恵太
馬車道のスタバより

前も少し書いたかもしれないのですが、
僕は大学のアメフト部の後輩に就活指導をしています。

後輩と言っても、7つも年が離れているので、全然知らない子達ですが。
というか、もうそんなに年が離れているんですね。

つい少し前までは、一人暮らしのアパートでFF10とかやってたのに。
あの時は、毎日11時ころに起きて、昼過ぎに学校に行って
半日筋トレして、帰ってきたらゲームして寝るという、
およそ「学生」とは呼べないような生活をしてました。

そんなことはどうでもいいんですが。

後輩たちの指導をしていて、思うことがあります。
それは、右に倣えする子の多さです。

かれこれ、5世代の学生の就活の指導をしてきました。
1世代にだいたい15〜20人くらいの学生がいるのですが、
僕の教えたことを「少しでも」やる学生って、
いつも学年の半分くらいしかいません。

そして、教えたことを「継続して」実行できる子は、
学年に1人か2人くらいしかいません。

教えたことを、勝手に自分なりに解釈して変えてしまったり、
少しだけ取り入れて、いいとこ取りしようとしたり。
はては、教えたことを一切やらずに我流で突き進んだり。

そういう子に限って、いい結果が出せずに終えてしまいます。

やはり、右に倣えの文化が根付いているのか、
「成果を出すための方法」よりも、
「みんながやっている方法」を好むんですよね。

これって、とても危険な考え方というか習性ですよね。

はるか昔の、狩猟生活をしていたときは、
この「みんながやってること」を真似するのが、
生きていく上で、最も正しい行動だったかもしれませんが、
いまの時代では、盲目的に右に倣えをしていても、
成果を出すことはほぼほぼ不可能だと思います

なぜなら、8割以上の人が成功と言える状態ではなく、
無難に生活しているだけだから。
無難な人の真似をしても、無難な成果しか出せません。
「無難な活動」をする量を増やしても、大きな成果が得られることは稀です。

本当に大切なのは、成果を出すための方法を知り、
誰もやっていなかろうが、それを実行することです。
治療院でいえば、
ニュースレターを患者さんに毎月渡すとか、
休眠している患者さんにDMを出すとか、
近くの店舗にクーポン券を置いてもらう営業をするとか。
ほぼ、誰もやっていない活動ですが、
先生が実行すれば、100%成果を
出していただくことのできる活動です。